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栄養コラム 9・10月号「影の仕事人ビタミンB6」

〇ビタミンB6のはたらき

ビタミンB6はたんぱく質の分解を助けたり神経伝達物質の合成に働く水溶性ビタミンの1つです。

また赤血球の産生女性ホルモンの代謝にも関わりホルモンのバランスを整えるなど、多くの働きをするため人が活動する上でなくてはならない大切な栄養素です。

 

〇ビタミンB6が不足すると…

・貧血         ・口角炎        ・精神的不調

・むくみ        ・免疫機能の低下    ・痺れ     など

※必要量が上がる人

・たんぱく質の摂取量が多い人   ・ストレス値が高い人

・生理前の女性          ・妊産婦

 

〇ビタミンB6を多く含む食品(可食部100gあたり)

・ブロッコリー(0.30㎎)  ・にんにく(1.53㎎)   ・黒ゴマ(0.64㎎)  ・赤ピーマン(0.37㎎)

・とり肉(0.68㎎)    ・かつお(0.76㎎)    ・まぐろ(1.08㎎)   ・さんま(0.51㎎)

 

〇ビタミンB6の特徴と効率よく摂取するポイント

★水に溶けやすい性質がある

・ゆで汁や煮汁も使って食べられるようスープにする

・魚はお刺身で食べると調理による損失を抑えられる

★ビタミンB2と食べると効果的

・ビタミンB6が体内で働くときはビタミンB2が必要になるため併せて食べる

 

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