栄養コラム 5・6月号「ビタミンB1でお疲れ知らず」
〇ビタミンB1のはたらき
ビタミンB1は、チアミンとも呼ばれる水溶性ビタミンの1つです。糖質をエネルギーに変えることで脳神経の働きを助けるほか、疲労回復、皮膚や粘膜を正常に保つなどの役割があります。
〇ビタミンB1が不足すると…
●疲労感や倦怠感
●食欲不振、食欲低下
●浮腫み
●集中力の低下やイライラ
●記憶力の低下
●手足の痺れ など
〇ビタミンB1を多く含む食品(可食部100g当たり)
●豚肉類 ヒレ肉:2.0㎎ もも肉:1.19㎎
●うなぎ:0.75㎎
●玄米:0.41㎎
●枝豆:0.31㎎
〇調理時のポイント
●熱に弱い性質のため、手早く調理する
●水に溶けやすい性質のため、汁ごと食べる
●生で食べる
〇効率よく摂るポイント
ビタミンB1を含む食品とねぎ、たまねぎ、にんにく、にらなどに含まれるアリシンの相性は抜群👍
ビタミンB1の吸収率を高めるほか、たんぱく質の消化、吸収の手助けもします。
食欲増進効果で夏バテ防止にもおすすめです♩